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同窓生の方へ

しらぎぬ会の皆様、お元気でしょうか?

藤沢市立看護学校が、藤沢市立高等看護学院として開設されたのは昭和45年4月でした。第1回生として入学した私たちは、ほとんどが地方出身者でしたので、右も左もわからず、言葉も田舎弁が飛び交う寮生活を送っていました。いつも「わあいわあい」とうるさく、寮母さんにご迷惑をおかけしていました。新設校で先輩も後輩もいない中での生活は不安でしたが2回生、3回生が入学してきてから、いろんなことが少しずつ変化していったように思います。

当時の学校内では神奈川県「看護学生の集いの会」として、春は研究発表会、秋は体育祭が2回/年ありました。私たちは新設校として初めて参加した体育祭では「ムカデ競走」という種目で1等賞を取り、学校名を一躍アピールしたことを覚えています。この時、みんなのチームワークと団結力が必要だと痛感しました。そして、先輩もいない初めての看護師国家試験では全員が合格し、みんなで大喜びしました。

卒業後数年経過した中、「この看護学院には同窓会はないね」と言う話が出てきて、「じゃあ、作ろうか」と立ち上がり、恩師の中村先生のご指導をもとに話し合いを重ね、昭和61年5月に会則を作り、同窓会を発足しました。名称も「白衣」と書いて「しらぎぬ」と読むことにしました。当時は今のようにパソコンはなく、いわゆるガリ版印刷の機関紙でした。活動は後輩の入学式や卒業式にお祝いのご挨拶をさせていただきました。現在も続いていると言うことで嬉しい限りです。

今回、藤沢市立看護専門学校同窓会「しらぎぬ会」のホームページを立ち上げてくださったと聞きとても感謝しております。今では2000人近くの卒業生が看護師として社会貢献していることを聞きます。このホームページが皆様に届けられることを嬉しく思います。これからも藤沢市市立看護学校と「しらぎぬ会」がますます発展してくれることをご期待申し上げます。

第1回生 初代会長 渡辺初代