藤沢市立看護専門学校 しらぎぬ会

白衣会閉会のご挨拶

白衣会閉会のご挨拶

拝啓 霜秋の候、皆様におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。 平素より白衣会の活動にご理解とご協力を賜り、心より御礼申し上げます。

さて、このたび皆様に大切なお知らせがございます。本年度をもちまして、白衣会を閉会する運びとなりました。

新型コロナウイルス感染症の流行により、白衣会創立50周年記念行事をはじめ、集合による会合の開催が叶わず、活動が停滞したまま現在に至っております。 卒業生の皆様からお預かりした会費は、藤沢市立看護専門学校の入学式・戴帽式・卒業式におけるお花代として使用してまいりましたが、それ以外の活動ができず、会費は長らくプールされた状態となっております。

卒業生は現在2000名を超え、事務処理の負担も年々増加しております。 役員は藤沢市民病院の師長および藤沢市立看護専門学校の職員が担っておりますが、業務との両立が難しく、継続的な運営が困難な状況です。 外部業者への事務委託も検討いたしましたが、予算の都合上、2~3年で会費が底をつく見込みであり、現実的な選択肢とは言えませんでした。

白衣会は、1回生の先輩方がご尽力の末に発足された大切な会であり、閉会の決断は誠に残念でなりません。役員一同、何度も話し合いを重ねてまいりましたが、集合企画に伴う労力や個人負担、そして年々増加する卒業生への対応を鑑み、白衣会の存続は困難であるとの結論に至りました。

皆様には何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

なお、現在白衣会でお預かりしている会費につきましては、看護教材の購入に充て、藤沢市立看護専門学校へ寄付させていただく予定です。 これまでのご支援とご厚情に、心より感謝申し上げます。

末筆ながら、皆様の今後のご健勝とご活躍をお祈り申し上げ、閉会のご挨拶とさせていただきます。

敬具

令和7年11月

白衣会会長 17回生 桐生史江